【会場受講】地銀の提携戦略 ~提携の動向と競争力強化の可能性~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-07-09(木) 9:30~12:30 |
講師 |
Ridgelinez株式会社 Financial Services ディレクター 岡 宏 氏
1962年島根県生まれ 1986年慶応大学商学部卒 地域金融機関を経て1998年に株式会社富士通総研入社 金融分野のコンサルティングに従事 2017年同社経済研究所主席研究員 2020年4月より現職 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 超緩和政策の長期化により収益の柱である資金利益の低下に苦しむ地銀は、いまや構造不況業種とまで呼ばれている。近年、この苦境からの脱却を図るため、多くの地銀は「提携戦略」に活路を見いだそうとしている。 本講では、地銀が取り組む様々な提携施策を俯瞰するとともに、金融審議会で検討が進む“横断法制”による「金融サービス仲介業」などの動向も踏まえ、提携戦略が地銀にもたらすメリット・デメリットを整理し、構造改革による新たなビジネスモデル確立の可能性について検討する。 |
詳細 |
1.地銀の経営環境と直面する課題 (1)近年における業績の推移 (2)地銀を取り巻く環境変化と地銀に迫られる構造改革 (3)地銀が取り組む提携戦略の狙い 2.地銀が取り組む提携戦略の狙い (1)構造改革の遅れと提携戦略への期待 (2)経営基盤の強化 (3)稼ぐ力の強化 (4)コスト削減 (5)“金融サービス仲介業”を活用した動き(楽天、LINE、ドコモ、au)への対応 (6)稼ぐ力の強化 3.異業種提携を通じて地銀が取り組む事例と期待効果 (1)経営基盤の強化 (2)事業承継支援(M&A,コンサル) (3)人材紹介業参入 (4)地域商社 (5)取引先の経営支援、ビジネスマッチング (6)フィンテック強化 (7)融資ビジネス強化 (8)金融商品販売の強化 (9)信託業務の強化 (10)保険業務の強化 4.銀行間提携の動向 ―事例と期待効果― (1)将来的な経営統合も視野に入れた提携 (2)効率的・効果的な業務運営を目指した提携(四国アライアンスなど) (3)コスト削減を目指す提携(千葉✕武蔵野など) (4)フィンテック強化(フィンクロス・デジタル等) (5)他業態から地銀へのアプローチ(流通系銀行、ゆうちょ銀行) 5.証券会社との提携 (1)SBIグループ (2)東海東京グループ (3)野村證券 など 6.海外事例に見る邦銀への示唆 (1)事例(JPMチェース、ネオバンクなど) (2)海外の成功事例は日本でも当てはまるか? 7.提携戦略により何が得られるか? (1)提携戦略の狙いとその期待効果 (2)ビジネスモデル改革のトリガーとなり得るか? (3)これからの提携戦略の課題 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください ※ 当日の講演は最新動向を加味するため一部内容に変更がある場合がございます |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |