【会場受講】アジア・中国ヘルステック業界の最新動向 ~「保険×ヘルスケア」の事例からみるビジネスチャンス~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-02-24(水) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社コーポレイトディレクション エグゼクティブ・コンサルタント 是枝 邦洋 氏 京都大学大学院 人間・環境学研究科修士課程修了、共生文明学修士(文化人類学専攻) 現在、析道(上海)管理諮詢有限公司 董事副総経理、Corporate Directions, Inc. Asia Business Unit Director を兼任 主に中国をはじめとするアジア新興国において、日系企業の新規参入から参入後の事業立ち上げ、戦略再構築とその実行、現地パートナー企業との資本・業務提携までをハンズオンで支援してきた 単なるアジア事業の支援に留まらず、アジアプロジェクトを通じてクライアントの全社的・中長期的な課題を抽出し、その解決の端緒をアジアで見出し成功事例を作る、というスタンスは一貫している |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 中国では、巨大な市場と莫大な投資を背景に、様々な領域においてIT技術を活かした先進的な取り組みが進んでいます。メディカル・ヘルスケア分野もその例外ではなく、医療費負担という社会問題の増大や、経済成長に伴う国民の健康意識の高まりを受けて、ヘルステック、即ち「ヘルスケア×IT技術」分野での取り組みが盛んに行われています。 中でも、近年注目を集めているのが「保険×ヘルステック」分野です。伝統的な保険会社が病院との提携を通じて臨床データ/患者データを入手して顧客の囲い込みに活かそうというものから、医療現場をサポートしてきたIT企業が入手した医療データの活用先として保険業界との連携を模索しているものまで、幅広い取り組みが行われています。 本セミナーでは、アジア、特に中国の「保険×ヘルステック」分野での事例紹介を通じて、予防医療サービスのためのデータやテクノロジー活用の最新動向をお伝えすると共に、こうした事例が日本企業にとってどのような意味を持つのか、考えていきたいと思います。 |
詳細 |
1.中国のヘルステック業界概観 (1)中国ヘルスケア業界を取り巻くマクロ環境 (2)「大健康」産業ブームと、「ヘルスケア×IT」という潮流 (3)代表的な中国ヘルステック企業の例 (4)ご参考:その他のアジア新興国でのヘルステック動向 2.「保険×ヘルステック」が注目される理由 (1)中国の保険業界の概観 (2)医療保険の発展に向けたボトルネックだった「医療データ」との連携 (3)有力企業の動向と評価 [1]泰康、衆安など有力保険会社による、相次ぐ「ネット病院」への進出 (4)有力企業の動向と評価 [2]「相互宝」(アリババ)、「水滴互助」(テンセント)などP2P保険の試み 3.ケーススタディ その1:平安保険グループの取り組み (1)平安保険グループの概要 ~大手保険会社が持つ“優位性”と“危機感”~ (2)「平安グッドドクター(平安好医生)」をフックにした保険事業の広がり (3)平安保険グループの「次の一手」 ~健康増進型保険による未病領域の取り込み~ 4.ケーススタディ その2:思派グループの取り組み (1)思派グループの概要 ~がん・特殊疾病領域での医療データ活用のパイオニア~ (2)「SPCARE(思派健康)」を通じた保険事業への進出 (3)中国型マネージド・ケアの主役になるのは誰か? 5.日本企業にとっての示唆 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |