【アーカイブ配信のみ】【金融×内部監査高度化シリーズ第2回】現場力向上のためのファシリテーションスキル・インタビュースキル |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-06-01(月) 13:00~16:00 |
講師 |
株式会社電研 内部監査高度化センター所長 (前 金融庁検査局統括検査官第6部門長) 武藤 制揮 氏 内部監査高度化支援、コソース支援、内部監査高度化のためのシステム開発のほか、監査スキル(根本原因分析、リスクベース監査、インタビュースキル、不正対応等)の集合研修講師に従事 前職は金融庁検査局統括検査官第6部門長 主任検査官として外資系大手金融機関22社及び本邦大手金融機関海外4拠点の金融検査を実施したほか、金融庁在職12年間に検査局及び証券取引等監視委員会を兼務し、銀行、保険、信託、証券、投信投資顧問、政府系金融機関等62社の金融検査を実施 また、PwCあらた有限責任監査法人において6年間、金融機関の内部監査の外部品質評価等に従事 金融庁入庁前は、東京大学工学部を卒業後、総合商社において、貴金属、軽金属、電子部品等の輸出入取引、商品市場取引、電子プロジェクト推進等に19年間従事したほか、本邦主要銀行において、市場業務、リスク管理業務に5年間従事 |
概要 | 金融庁は「金融機関における内部監査の高度化に向けた現状と課題」を公表し、金融機関のガバナンス発揮を支える内部監査の高度化への取組みに大きな期待を寄せています。 こうした中、内部監査プロセスの整備が進められているものの、監査現場においては、問題点の指摘において、監査対象部署に激しく抵抗されてなかなか合意に至らず、残り少ない時間の中で追いつめられる事例や、当局や経営陣から強く求められている根本原因の究明について監査対象部署から十分な協力を得られていない事例が散見されます。また、アシュアランスの実施方法についても課題となっています。 これらの課題を解決するために、今回のセミナーでは、現場スキルのベースである効果的かつ効率的なインタビューの手法を、豊富な現場経験に基づいて、わかりやすく解説します。また、内部監査の現場で活用できるファシリテーションの導入によるインタビューの具体的なテクニックについて、各局面(序盤戦・中盤戦・終盤戦)の事例演習を実施し、理解を深めていただきます。 |
詳細 |
1.監査現場におけるさまざまなハードル (1)内部監査現場を取り巻く潜在的な対立構造 (2)内部監査現場に求められる成果物の増大 (3)内部監査現場を悩ませる時間との戦い 2.ファシリテーションの活用による大きな効果 (1)内部監査の現場で使える4つの柱 (2)インタビューへのデザインの活用手法 (3)インタビューへの構造化の活用手法 3.インタビューにおけるスタイルチェンジの重要性 (1)各局面の目的に応じたスタイルチェンジ (2)インタビュー対象者ごとのスタイルチェンジ (3)時間不足を解決するためのスタイルチェンジ 4.インタビューにおける序盤戦スキル・中盤戦スキル・終盤戦スキル (1)序盤戦における信頼関係構築のテクニック (2)中盤戦における反論された場合のテクニック (3)終盤戦における納得と合意のテクニック 5.根本原因分析・経営監査を目的としたインタビュー手法 (1)インタビューで何を引き出すか (2)誰にインタビューすると効果的か (3)インタビューでどこまで到達できるか 6.事例演習 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください |
お問合わせ |
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