アセットファイナンス取引の組成・参加・ドキュメンテーションに関する法的諸問題 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-07-28(月) 13:30~16:30 |
講師 |
西村総合法律事務所 杉山 泰成 弁護士
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
今日わが国では、多様な金融取引の一形態として、物的資産に対する需要の充足を目的とするアセットファイナンス取引が広く実行されている。本講では、その代表例である工場設備・航空機等のリース取引を中心に、アセットファイナンスについて概説すると共に、案件組成・参加に関する法律上・実務上のポイント、タームシート及び関連契約のドキュメンテーションにおける留意点について概説する。また、アセットファイナンスの法的研究・ドキュメンテーション技術の進歩している英米の文献、実務動向等にも配慮して適宜補充説明を行う。 講義詳細 1.アセットファイナンスの概要 (1)アセットファイナンスの意義と法的諸形態 (2)アセットファイナンスの対象資産 (3)責任財産の限定(リミテッド・リコース) (4)SPC利用ストラクチャーに関する米国会計基準の変更の影響 (5)アセットファイナンス取引の近時の動向 (6)アセットファイナンス取引と倒産法 2.アセットファイナンスの案件組成上の問題点 (1)投資ビークルの組織・管轄の選択(国内・海外ビークルの種類、特徴、必要期間、コスト等) (2)アセットの取得・利用・管理の方法(売買の形式、リースの種類・形態、セール・アンド・リースバック取引) (3)資金調達方法 (4)保証・担保の取得方法 ~アセットorキャッシュフロー (5)案件の終了原因及び終了時の取扱い 3.ドキュメンテーションに関する留意 (1)タームシートの作成 (2)アセット購入に関する契約 ~売買or割賦販売 (3)アセットの利用に関する契約 (4)資金調達に関する契約 ~ローンor限度貸付or匿名組合 (5)責任財産限定特約の範囲と例外事由 (6)案件参加者同士間の取決め・キャッシュフロー・優先劣後関係 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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