投資家の立場からみた組合型投資ファンドの法務Q&A【40選】 ~投資事業有限責任組合契約、リミテッド・パートナーシップ契約における留意点~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-09-06(金) 13:30~16:30 |
講師 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士 伊藤 哲哉 氏 金融取引、M&A、不動産等の商事取引及び金融規制の分野で20年以上に及ぶ実務経験 1991年東京大学法学部卒業 93年弁護士登録 97年ワシントン大学ロースクール修士課程(LL.M.)修了 98年ニューヨーク州弁護士登録著述も "Investing in real estate in Japan:control and economic rights over investments in the TMK, TK-GK and J-REIT" Corporate Real Estate Global Guide (Practical Law2016)など多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 機関投資家や事業会社を投資家とする投資事業有限責任組合契約や海外法に基づくリミテッド・パートナーシップ契約をはじめとする組合型の投資ファンドが数多く販売されている。準拠法に基づいて設立される法人とは異なり、契約、特に組合契約により組成されるファンドは、その内容に柔軟性がある。ニーズにあわせて多種多様なファンドを組成することが可能である反面、何が一般的で、何が案件特有のことなのか、投資家の権利保全がどの程度確保されているのか、現金の分配条項はどのように機能するのか、どのような利益相反防止措置がとられているのか、投資家の属性に応じた投資制限を組み込むことが可能であるのか等々、数多くの論点が含まれている。本セミナーでは投資事業有限責任組合契約やリミテッド・パートナーシップ契約に対して投資を行う投資家の立場から法的な論点をQ&A形式で検討する。 |
詳細 |
1.典型的なQ&A (1)組合、信託、会社といったファンド形態の相違は? (2)組合契約の種類、特徴、典型的に用いられる場面は? (3)財産権の帰属、運用権限の所在は? (4)キャピタル・コールの内容と目的は? (5)クロージングとは? (6)複数回のクロージングが行われる場合、LP相互間及びLP・GP間の権利調整は? (7)損益の分配と金銭分配の違いは? (8)報酬と費用の典型的な項目は? (9)典型的な金銭分配のルールは? (10)GP及びその関係者が得た収入の取り扱いは? (11)キャピタル・アカウントとは何か? (12)現物分配の方法と内容は? (13)投資家の検査・閲覧権、投資に関する情報へのアクセス権は? (14)法定及び任意の譲渡制限の内容は? (15)特定の投資に参加しない権利の取扱いは? (16)不履行投資家の取扱いは? (17)GPの報酬及びその減額は? (18)GPの辞任、解任と除名の事由は? (19)キー・パーソン事由の目的と効果は? (20)投資方針の違反に対する効果は? (21)チェンジ・オブ・コントロールの要否は? (22)忠実義務と善管注意義務の内容、違反、その立証は? (23)ソーシング・ルールの構造と内容は? (24)クローバックの目的、内容、担保方法は? (25)借入れ、保証、担保提供の可否は? (26)利益相反の内容、利益相反防止措置をもうけるか? (27)投資委員会の目的、権限、責任は? (28)アドバイザリーボードの目的、権限、責任は? (29)多数投資家承認事由の目的、内容、運用は? (30)組合員集会やIR集会の要否、運用は? (31)契約の期間の定め有無とそれが契約内容に及ぼす影響は? (32)金融商品取引法の要件は? (33)銀行法、保険業法、独占禁止法の要件は? (34)サブスクリプション契約の目的、内容は? (35)共同投資のメカニズムは? (36)パラレル・ファンドの目的と構造は? (37)オータナティブ・ファンドの目的と構造は? (38)サイド・レターの有無、目的と内容は? (39)チェック・リスト作成の目的と内容(コンプライアンス、ビジネス、リーガル等) (40)その他 2.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |