証券・資金決済システム改革の次のステージ ~更なる改革は続く~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-07-04(金) 13:30~16:30 |
講師 |
UFJ銀行 事務企画部 調査役・エコノミスト 宿輪 純一 氏
東京大学大学院MOT教官 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
「決済システムのすべて」「証券決済システムのすべて」に書かせて頂いた展望にほぼ沿った形で、「決済システム改革」は進行しています。この度「電子CP」もスタートし、日本の証券決済システム改革については、今回のステージはほぼ固まってきました。しかし、決済システムをはじめとした「決済改革」は終ることもなく、新たなステージに進もうとしています。ユーロの誕生以降金融市場の改革が相次いでいる「欧州」ですが、証券・資金の決済システム改革もさらに加速しています。一方、日本でも「円の国際化」政策をてこ入れするため「決済システム改革」へ再注力し、また「電子マネー」もいよいよ推進する可能性が高まっております。そのような金融の大きな潮流(動き)を踏まえ、特に日本の証券・資金決済システムをはじめとした決済改革について、特に次のステージを個人的な見解ですが展望します。 講義詳細 1.日本経済と金融界の状況と今後の方向 (1)決済システムの役割の変化 (2)企業戦略論的に見た金融機関 2.証券決済システムの改革 (1)欧州の決済システム改革 ~証券取引所(euronext) ~照合機関(Omgeo) ~清算機関 ~決済機関(euroclear、Clearstream) (2)BISの「清算機関(CCP)」規定 (3)米国の「STP化プロジェクト」 3.資金決済システムの改革 (1)欧州の決済システム改革 ~TARGETⅡ ~RTGSPlus ~RTGNS ~EBA Step2 (2)「CLS」の次の計画 4.日本の決済改革の新たな要因 (1)「円の国際化」の為の決済システム改革 (2)「電子マネー」の再進展 5.日本の「証券・資金決済システム」改革 (1)現状の改革の計画 (2)次のステージの改革の展望 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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