最新ユーザー調査に見るQRコード決済・スマホ決済ビジネスのポイントとキャッシュレス社会の将来像

~国内外最新事情とキャッシュレス起点のイノベーション~
受講区分 会場
開催日時 2018-10-17(水) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部 新規事業推進
服部 邦洋 氏 パートナー
上田 綾乃 氏

【服部 邦洋 氏】
都市銀行を経て、監査法人トーマツに入社 トーマツおよび米国デロイトコンサルティングLLPにて会計・人事コンサルティング、経営コンサルティングに従事 現在は、ビジネスアナリティクスの担当パートナーとしてデータガバナンス、データ分析コンサルティング業務を多数実施 そのほか、アナリティクス、IoT、AIを活用した業務改善や新規事業設立支援、ビジネスモデル提案など技術を活用した経営コンサルティング業務に従事している

【上田 綾乃 氏】
外資系金融機関を経て監査法人トーマツに入社 金融機関への規制対応、コンプライアンス、ガバナンスに関するアドバイザリー実績をもつ 現在、FinTech担当として新規事業開発やマーケティング戦略支援に従事 決済領域やブロックチェーン・仮想通貨を含む先端領域を専門とし、金融機関や事業会社、ベンチャー企業向けに法規制面を含めたビジネスモデルのアドバイザリーを手掛ける 翻訳・監修本に「ビジネスブロックチェーン」

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 QRコード決済旋風が巻き起こっている。LINE、楽天、Yahoo、ドコモなどIT大手がサービス提供を開始するなか、銀行やベンチャー企業も加盟店開拓を積極的に進める。政府は、2025年までにキャッシュレス比率40%増を目標に掲げ、QRコード決済の規格統一に動き出し、2018年7月に官民一体となった「キャッシュレス推進協議会」を立ち上げた。
クレジット、電子マネー、P2P決済など多様な決済手段が存在する中で、日本のユーザーは今後どんな決済手段を好むのだろうか。特にQRコード決済を普及させるためのポテンシャルターゲットはだれか。決済サービスの将来像やサービス立上げに関するこれまで議論を踏まえこういった疑問を考察することで、決済事業に参入を検討する事業者に対して示唆となるだろう。
本講演では、世界のキャッシュレス決済に関する動向を踏まえ、トーマツが実施したQR調査第二弾「QRコード決済・スマホ決済の利用実態と今後の利用意向に関する調査」の詳細結果を解説し、日本におけるQRコード決済・スマホ決済が抱える課題とビジネス化のポイントを紹介する。
詳細 1.アジアにおけるキャッシュレス決済の普及
(1)中国QRコード決済の普及と背景(Alipay とWeChatPay)
(2)韓国、台湾、インドのキャッシュレス事情
  (Sumsung Pay、T-money、Cashbee、LINE Pay、Paytm等)
(3)新しい顧客体験サービスとキャッシュレス決済

2.欧米におけるキャッシュレス決済の普及
(1)米国のキャッシュレス事情(ApplePay、JPモルガンChase pay、Amazon-Go等)
(2)欧州におけるキャッシュレス事情

3.日本における決済サービスの整理とQRコード決済の現状
(1)キャッシュレス決済の現状整理
(2)スマホ決済とQRコード決済の最新状況
  (LINE Pay、楽天Pay、Yahoo、Origami、ドコモd払い、pring、キャッシュアウト等)
(3)銀行、地方自治体による決済参入(電子コイン・地域通貨、デビットカード、アプリ決済等)

4.日本における決済サービスの今後の方向性
(1)独自調査:QRコード決済・スマホ決済の利用実態
  (金額別の利用サービス、利用理由、満足度、利用サービス、利用場面)
(2)独自調査:キャッシュレス社会普及に対する意識
  (想定支払い方法、今後の優先的利用手段、生体認証等)
(3)QRコード決済の課題と規格統一への動き
(4)決済データを活用したイノベーションとビジネス展開

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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