保険デリバティブ商品と応用 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2002-08-28(水) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社日立製作所 財務二部部長付 金融ビジネス企画担当 土方 薫 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
世界経済のグローバル化により事業環境が世界的規模で目まぐるしく変化するなか、企業は新たなリスクにさらされている。本来ではリスクのラストリゾートとして期待される保険商品だが、商品上の成約から十分なヘッジ手段が提供されているとは言えない。また金融の世界においても、最近の金融市場のボラティリティ低下傾向を見れば分かるように、企業の関心は市場リスクから移りつつある。こうした背景のもと、最近では保険の世界に金融手法を取り入れ、新たなリスクヘッジソリューションを提供していこうとする動きが広まっている。その核となるのが、「保険デリバティブ」である。本講義では、伝統的なリスクヘッジ手段との対比を通じて最近の保険デリバティブ商品を紹介していきたい。また、今後この商品がどうのように応用されていくのかについても合わせて考えてみたいと思う。 講義詳細 1.リスクをどう捉えるか (1)リスクに対する3つの方法 (2)リスク評価の基本事項 2.リスク保有か、移転か (1)リスクへの準備 (2)費用対効果 (3)ROEと保険デリバティブ 3.保険デリバティブ商品 (1)天候デリバティブ (2)地震スワップ(事例研究:TDLの地震スワップ)(3)新種為替オプション(レラティブ・バリア・オプション) (4)経済指標指数オプション(自動車生産台数インデックスオプション) 4.保険デリバティブの今後の展開 (1)保険デリバティブの機能 (2)来るべき新商品 (EIOトリガー為替オプション、デュアルカレンシー地震スワップ) 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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