ケース・スタディに基づく企業再生の実践論 企業価値を高める経営とは、オリエント信販における企業再生の軌跡から |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-07-05(火) 13:30~16:30 |
講師 |
オリエント信販株式会社 常務取締役 最高財務責任者(CFO)兼 管理統括本部長 ユニゾン・キャピタル株式会社 マネージメント・アドバイザー 小島 勝 氏 88年、東京大学工学部卒業、ゴールドマン・サックス証券会社東京支店投資銀行部門入社。93年12月、NY本社資本市場部、00年5月、ゴールドマン・サックス投信執行役員営業本部長。01年1月、オリエント信販CFO兼ユニゾン・キャピタル マネージメント・アドバイザー、04年6月、同常務取締役CFO兼管理総括本部長、 現在に至る。著書として、『投資信託革命』(共著、日本経済新聞社、98年)、寄稿として、「郵貯・年金マネーで巨大なCP市場を創り出そう」(石川和男と共同執筆、金融ビジネス、04年12月)など。 |
概要 | 本講演は、ユニゾン・キャピタルが最初に買収した中堅消費者金融会社オリエント信販のケース・スタディを交えながら、企業再生に関する実践論を解説するものである。 オリエント信販は、個人破産件数の急増などにより、2003年3月期に23億円の最終赤字を計上した。しかし、その後の企業再生に向けた取組みにより、2005年3月期には13億円の最終黒字を計上、2006年3月期には23億円と大幅な増益を予想するまで業績回復を果たすに至っている。 本講演では、経営者としてその実績を導いた講師の視点から、オリエント信販における企業再生の軌跡を紹介するとともに、単なる企業再生スキームの解説に留まらない、企業価値を高める経営論を示す。ケース・スタディとして、オリエント信販における企業再生の過程を踏まえ、不良債権問題への対処、収益構造の見直しとコスト管理、マーケティング戦略、財務戦略、組織作りなど経営の実践的な考え方を説明する。 |
詳細 |
1.日本の組織論の問題点に対する解決策 (1)動的・静的環境における組織のあり方 (2)Weak Performers Get Together論 (3)人的資本会計の実践(財務会計の限界) (4)やる気と能力のバランス (5)成功する成果主義の条件 (6)トップダウンとボトムアップのバランス 2.達成可能な計画・目標作り (1)リストラが成功する条件 (2)単位分析 (3)改革と改善のバランス (4)コミットメントと努力目標のバランス 3.リスク管理 (1)明暗を分ける初期対応(潜在リスクの増大を見極める) (2)基本に忠実な不良債権処理 (3)人とコンピューターの競争・協調 (4)マーケティングのリスク管理 4.経営者の知るべきシステムの中身 (1)人任せの恐ろしさ (2)Time Is Money (3)システム予算の管理 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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