東京海上火災保険における不動産投資

受講区分 会場
開催日時 2001-09-05(水) 13:30~16:30
講師 東京海上火災保険
財務本部 金融開発部
不動産投資グループリーダー    
吉田 昌樹 氏

詳細 バブル崩壊前の東京海上の不動産投資はdevelop&hold型の自用施設整備が中心であった。バブル崩壊後、不動産投資は凍結されていたが、4年前の1997年に、収益を目的として不動産リスクをとる事を資産運用手段に加えることになり、今で言う所謂広い意味での証券化手法を用いた不動産投資が開始されることになった。当時は未だ地価・賃料はダウントレンドの最中にあり、機関投資家は挙って不動産リスクエクスポージャーを減らすことはあっても増やす投資行動は取っていなかった。東京海上が他の機関投資家に先駆けて(証券化不動産投資という形で不動産投資の再開を)実施することが出来た理由は、職務権限とアロケーション(/パフォーマンス評価)を当時から不動産に対してもリスクベースで考えていたユニークさにある。このセミナーでは、東京海上におけるリスクベースで捉える不動産投資の考え方をご紹介すると同時に、今後の展望についても述べたいと思う。

講義詳細
1.東京海上の財務部門(不動産部門)に対するアロケーションと職務権限
(1)リスクアロケーション  
(2)職務権限  

2.不動産リスクの定量評価
(1)不動産投資におけるVaR
(2)投資判断基準(IRRとRoR) 

3.投資判断実務
(1)投資クライテリア 
(2)投資ガイドライン
(3)リスク管理体制  

4.今後の課題と展望

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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