欧米におけるメザニンファイナンスの動向と日本の現状 基本ストラクチャーと投資判断のポイントから、わが国における市場拡大の課題まで |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-04-18(火) 13:30~16:30 |
講師 |
ルネッサンスキャピタルマネジメント株式会社 常務執行役員 奥 総一郎 氏 86年京都大学法学部卒。92年シカゴ大学経営大学院修士(MBA)。95年より富士インターナショナルファイナンス(ロンドン)にて、MBO劣後ファイナンスを中心とするハイイールド債引受・トレーディング業務に従事。02年よりみずほコーポレート銀行企業第一部にて問題先再生業務に従事した後、05年より現職。論文として、「デット・エクイティ・スワップ(DES)は問題先送り型の処理ではない」(金融財政事情、2586号)、「債務超過企業の普通株主過保護の弊害」(NBL、800号)、「1つの再生パターンとしての私的整理ガイドライン不成立」(『再生再編事例集4』所収、商事法務)、「メザニン(劣後)デット・優先株式」(銀行法務21、655号)「事業再生企業を対象にした下方修正条項付転換社債(MSCB)」(銀行法務21、656号)など。 |
概要 | 昨今、MBO案件や事業再生案件の増加により、メザニンファイナンスが注目を集めている。 本講演は、講師の90年代後半の欧州市場での経験に基づき、この種の金融商品の基本ストラクチャーと投資判断を行うにあたってのチェックポイントについて解説を行うものである。 特に「劣後ストラクチャー」についての解説に重点を置き、それぞれのストラクチャーのリスクプロファイルについて説明する。また、日本のMBO案件などにおけるメザニン(優先株式)についても若干の解説を加え、今後、わが国においてメザニン市場が拡大していくための課題について検討する。 |
詳細 |
1.メザニンファイナンスとは ①劣後ローン ②ハイイールド債 ③優先株式 2.債務者サイドから見たメザニンファイナンスの必要性 3.投資家サイドから見たメザニン投資のポイント ~ ストラクチャー分析を中心に 4.日本のメザニン市場の現状 5.日本のメザニン市場の課題 6.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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