事業承継対策の一環としてのM&A その実態と実務上の留意点、金融機関の収益源などとしての可能性を視野に |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-05-10(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社ストライク 代表取締役 荒井 邦彦 氏 93年太田昭和監査法人(現新日本監査法人)入社、94年一橋大学商学部卒業。法定監査、株式公開のコンサルティング、デューディリジェンスなどの業務を経験。99年中堅中小企業向けのM&A仲介会社、株式会社ストライクを設立、日本で初のM&Aオンラインマーケット「M&A市場SMART」を創設し、50組以上の中小企業のM&Aを仲介するほか、100件以上の企業評価に携わっている。著書等として『新株予約権と種類株式の実務』(第一法規、07年)、『企業法務戦略』(分担執筆、中央経済社、07年)、『ベンチャー企業のための使える会社法』(共著、税務経理協会、05年)、『創業者のかしこい選択 M&A』(イカロス出版、05年)、「中小企業M&A仲介の実務と留意点」(金融財政事情、07年1月15日号)のほか、執筆・講演等多数。公認会計士、税理士。 |
概要 | 2006年の日本企業のM&A件数は史上最高となり、特に大型案件に高い関心が寄せられる一方で、今後の成長が見込まれる中小企業のM&Aも漸く注目を集めつつある。 事業承継が大きな課題となるなかで、その対策の一環としてM&Aが積極的に活用され始めており、中小企業のM&A市場にはさらなる成長が期待される。一方で、中小企業では所有と経営が一致していることの功罪があるほか、親族関係者が経営に介入しようとする思惑が働くなど独特の事情がある。 本講演は金融機関等の実務家を主な対象に、金融機関の今後の収益源などとして有望な中小企業のM&Aに焦点を当てるものである。その動向や特有の問題、税とスキームを中心とする留意点について、中小企業M&A仲介の先駆けとして市場の実情に精通する講師の豊富な経験をも踏まえ、実務に即して具体的に解説する。 |
詳細 |
1.中小企業M&Aの動向 ・M&A市場の動向 ・大企業のM&Aと中小企業のM&Aとの違い 2.中小企業M&A特有の事情 ・譲渡理由 ・進行管理方法 ・親族関係者の思惑と経営への介入 ・企業評価のあり方と価格決定メカニズム ・企業価値の源泉とオーナー依存度 3.M&Aスキーム ・代表的な中小企業のM&Aスキーム ・税とスキーム ・合併対価柔軟化が与える影響 4.アフターM&A ・譲渡したオーナーのライフプラン ・買収後のマネジメント 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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