内部監査の基本と実務対応 実践的リスクアプローチ監査の習得 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-11-27(火) 13:30~16:30 |
講師 |
アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス株式会社 シニアマネージング・コンサルタント 近藤 利昭 氏 76年三井銀行入行。三井住友銀行 監査部上席考査役、KFi(KPMGフィナンシャル) マネジャー、野村證券 インターナル・オーディット部IT監査チームリーダーを経て、現在に至る。米国での8年に亘る勤務経験とヨーロッパ、アジア諸国への多くの海外出張経験を活かし、97年4月ニューヨークで北米拠点の内部監査を管轄する米州検査室を開設。米国でCOSOを基本とする内部統制を学び、リスクベースの監査を実践し習得。99年4月帰国後、公表された金融検査マニュアル対応では検査から監査への抜本的な改革へ尽力。金融庁を始め、米国、英国、シンガポール等主要金融当局へ内部監査組織や監査手法を説明。三井住友銀行合併後新設された監査部で、グローバルなリスク評価モデルを構築。また、アジア拠点に駐在する現地内部監査人の指導育成に携わる。02年3月銀行退職後、プロの内部監査人として、コンサルティング業務を含め一貫して実務に裏付けされた内部監査業務に邁進。傍ら、講演活動、執筆、研修、品質評価等をライフワークとして行い、日本の内部監査の発展に向けた地道な活動を続けている。著書等として『これが金融機関の内部監査だ 2nd edition』(共著、金融財政事情研究会)、「日本版SOX法の鍵と心髄」(IBM金融ソリューションNEWS、06年6月号)、「企業不祥事を未然に防止する社内システム」(金融財政事情、06年2月27日号)、「内部監査の付加価値を高めよ」(金融財政事情、03年6月23日号)。千葉商科大学大学院秋学期「リスクマネジメント講座」特別講師ほか各種団体等での講演多数。CIA(公認内部監査人)、CCSA(内部統制評価指導士)。 |
概要 | 内部監査に近道はなく、基本の素地がなければ、費やした時間に比例した果実を得ることはない。世界の内部監査の主流であるリスクアプローチ手法の正しい理解を通してこそ、価値あるキャリアが積み上げられ、将来に役立つ真の経歴を築くことができる。 そして、会社法や金融商品取引法の施行により、今こそ内部統制の確かな整備が経営者に求められている。社内に築かれた内部統制を確かな基盤とするために、独立した立場で組織横断的にモニター(監視)する内部監査業務の担い手への期待は高まるばかりである。 本講演は、新たに内部監査業務に配属された内部監査人のほか、内部監査に関する体系的な知識習得を図る実務家を対象に、監査業務の道標を示すものである。リスクアプローチ監査とは何か、さまざまな会社や分野で活躍する内部監査人が範とする内部監査の本道を分かりやすく解説するとともに、講演の最後には簡単な問題演習を行い、より深い理解を得ることを目的とする。 |
詳細 |
Ⅰ.内部監査の運営基盤の構築 ・監査態勢の構築に必要な基盤項目 ・リスク評価モデルの構築 ・年度監査計画の策定 Ⅱ.実践的リスクアプローチ監査の習得 ・内部監査計画の局面 ・オンサイト(往査)の局面 ・結果報告と問題点の是正の局面 ・監査の品質を語る監査調書の重さ (主な内容) ・個別監査におけるプロセスチェック ・監査プログラムとリスクマトリクス ・多様な監査技術 ・内部監査報告書の目的と構成 ・監査調書の体系と承認 ・アカウンタビリティが求める意味 Ⅲ.内部監査の専門性を究める ・内部監査に求められる役割と責任 ・専門的な資格へのチャレンジ ・内部監査の必読の専門書 演習問題 質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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