海外事業リストラクチャリングの動向と実務上の留意点 成功のポイントやリスク、ケーススタディ等を交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-07-04(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社KPMG FAS マネージャー 小川 健一郎 氏 一橋大学経済学部卒。組織再編・海外子会社リストラクチャリングに関するプロジェクトマネジメント、リストラクチャリング、エクゼキューション等に関するアドバイザリーサービス、並びにM&Aに関するデューデリジェンス等のアドバイザリーサービスを提供している。メーカー財務部門での経験を含め、これまでに数十件の事業再編プロジェクトを手掛けており、特にクロスボーダー案件に関する経験は豊富である。 |
概要 | 本邦企業による海外事業のリストラクチャリングが加速している。 背景として、国内の財務リストラから収益性向上へと課題が移行するなか、海外事業の収益性がますます重要となっていること、あるいは資源配分の効率化に対する要請の高まり、経済のグローバル化による外部環境の変化などが挙げられるが、リストラクチャリング対象事業は米国・欧州・BRICS諸国等の地域にわたり、形態としても新規進出・買収やグループ内再編、閉鎖・売却等の多様な選択肢が存在する。 海外現地法人の利益が順調に推移する一方で、地域によっては撤退や再編が進展し、また、リストラクチャリングを巡るリスクも顕在化している。リストラクチャリングを成功に導くためには、当該国の会計、税務、労務等の諸制度を幅広く調査し、十分なプランニングを行ったうえで、海外拠点の機能、所在国等に応じた最適資源配分を実現しうる組織形態を構築することが必須であるといえよう。 本講演では、海外事業リストラクチャリングを巡る本邦企業の動向等を概観したうえ、各種のパターンにおける実務上の留意点等について、ケースタディをも交え、具体的に解説する。 |
詳細 |
1.本邦企業の動向等 ・本邦企業の海外進出・撤退・再編等の状況とその背景や戦略、地域別の動向 等 2.手法と実務上の留意点 ・事業ステージとパターン(研究開発/生産/販売拠点等の新設/拡大/撤退等) ・手法(M&Aを含む外部資源の活用/解散・清算等) ・調査のポイント(会計/税務/労務等) ・成功要因、課題やリスク 3.実施手順~検討時のポイントを交えて ・地域統括会社の設立 ・会社統合 ・撤退 4.ケーススタディ 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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