企業財務戦略と不動産アセットマネジメント ~ノンリコースファイナンスと証券化の意義~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2001-04-26(木) 13:30~16:30 |
講師 |
三井不動産株式会社 不動産証券化推進部 業務推進課 課長 内藤 伸浩 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
今日本企業は、右肩あがり経済の終焉と金融ビックバンに伴う金融システムの転換に対応し、またグローバルな大競争時代を生き抜いていくために、これまでの延長線上にはない一大変革を迫られている。そうした潮流の中で企業信用や資産効率の向上は企業財務戦略における必須のテーマであり、土地本位制の下で保有し続けてきた不動産の戦略的活用や流動化は、その重要かつ有効な手段である。他方で1998年のSPC法制定以来、投信法改正による不動産ファンド解禁や上場市場の開設など、不動産証券化を取り巻く制度や市場が急速に整備され、実際にも活用されはじめている。このセミナーでは不動産証券化の最新動向とノンリコースファイナンスを中心に証券化の活用法を紹介し、企業財務戦略における意義と役立ちを解説する。 講義詳細 1.戦略的経営と不動産 (1)不動産パラダイムの転換 (2)米国における不動産保有者の変遷 (3)企業経営指標と不動産 2.不動産証券化の動向 (1)資産流動化型証券化の諸類型とその意義 (2)「特別目的会社を活用した不動産の流動化に係る資産譲渡人の会計処理に関する実務指針」について (3)資産運用型証券化としての不動産ファンド 3.ノンリコースファイナンスの仕組み (1)ノンリコースファイナンスとは (2)ノンリコースファイナンスの仕組み 4.ノンリコースファイナンスの効用 (1)リスクエクスポージャーの限定 (2)資産信用分離 (3)エージェンシーコストの削減 5.ノンリコースファイナンスと企業信用リスク (1)債務超過リスクの低減 (2)ステイクホルダー間のリスク・トレイド (3)デットの単位あたり期待損失 6.不動産経営戦略と開発型証券化 (1)戦略立案のための3つのステップ (2)開発型証券化のケーススタディと課題 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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