【金融基礎講座】財務分析の基礎

基礎知識から実務への活用方法までを、簡潔かつ包括的に解説
受講区分 会場
開催日時 2008-11-06（木）　13:30～16:30
講師 株式会社KPMG FAS
シニアマネージャー
荒木 昇 氏

従前は大手監査法人にて公開企業等の会計監査に従事。KPMG FAS入社後は、業績不振企業に対する財務・ビジネスデューデリジェンス、事業計画策定サポート等の業務に数多く関与。過去、製造業、小売業、卸売業、建設業、その他サービス業等の幅広い業界を経験している。また、私的整理または法的整理に伴う組織再編取引およびDES等の各種スキームに係るアドバイスの提供にも多数関与した経験を持つ。公認会計士、日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 本講義では、若手実務家、知識の再確認を図る最前線の実務家等を対象に、主にＭ＆Ａ、投融資、グループ戦略等の実務への活用を目的として、実務に必須となる財務分析の基礎を解説するものである。
Ｍ＆Ａおよび企業再生の実務に精通する講師の立場から、基礎知識から実務への活用方法までを、簡潔に、かつ、実務の実情に即して包括的に網羅する。
先ず損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の概要とそれぞれの関係を簡単に確認したうえで、分析方法、留意点などについて解説を行う。また、ケーススタディを通じ、実務上、着目すべき点などについて具体的に解説する。
詳細 １．財務諸表の種類と、それぞれの関係（再確認）
　　　(1)損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書
　　　(2)連結決算と単体決算

２．分析の視点と分析方法
　　　(1)収益性、安全性、成長性など
　　　(2)KPI（key performance indicator）およびチャートの利用
　　　(3)分析のポイントおよび留意点

３．実例（有価証券報告書等）による解説
　　　(1)業種別の特徴
　　　(2)同業他社の比較・分析の実例
　　　(3)有価証券報告書を利用した分析に有用なデータの抽出
　　　(4)リース会計基準等、最近の会計制度に関する注意点

４．質疑応答

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