外国籍ファンド投資の最新実務 ヨーロッパの最新の規制・実務動向、近時の課題等を交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-12-07(月) 13:30~16:30 |
講師 |
外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ 坂田 絵里子 弁護士 早稲田大学法学部卒業。00年弁護士登録。三井安田法律事務所入所後、同事務所解散に伴い、外国法共同事業法律事務所リンクレーターズに移籍。リンクレーターズのルクセンブルグオフィスのインベストメント・マネジメント・グループにて1年を過した後、ロンドンオフィスのデリバティブ・ストラクチャード・プロダクツ・グループおよび同インベストメント・マネジメント・グループに計1年間在籍。07年11月東京オフィスに復帰。投資ファンド、プライベート・エクイティ、不動産ファンド、ヘッジ・ファンド、オルタナティブ投資およびストラクチャード・ファイナンスを専門とする。多国籍にまたがるファンド・プラットフォームの設定およびファンド・ストラクチャーを利用した国際投資案件を数多く手掛ける。 |
概要 | 金融商品取引法の施行によりファンド概念が広がりを見せ、さまざまなファンドストラクチャーが開発されてきた。一概に、ファンド投資と言っても、投信法で言うところの単純な内国投信類似の外国投資信託のみならず、プライベートエクイティ、ヘッジファンド、不動産ファンドとその投資対象及び投資家の所在地に応じて、様々なストラクチャー及び規制を考慮しなければなならない。 本講演では、ヨーロッパ勤務を含む豊富な実績を有する講師の立場から、こうした状況を踏まえ、外国ファンド設定及び投資の際のドキュメンテーションにおける実務上の課題について、なるべく具体例に即して解説する。ファンドの解散の問題など、最近の課題をも踏まえて解説を行うとともに、近時のファンド規制の動向等にも言及する。 |
詳細 |
1.外国籍ファンドの私募要件 (1) 少人数私募 (2) プロ私募 (3) 外国籍ファンド設定の際のドキュメンテーション上の留意点 2.外国籍ファンドの解散 (1) 解散の原因 (2) 解散までのスケジュール (3) 解散関連書類のドキュメンテーション上の留意点 (4) 解散を見据えたファンド設定の際のドキュメンテーションの重要性 3.ヨーロッパにおけるファンド規制の最新動向 ~EU Alternative Investment Fund Managers Directive~ (1) AIF Passport (2) AIFM Passport (3) 実務上の留意点 4.ルクセンブルグファンドの最新動向 (1) UCITS ETF (2) Direct Real Estate Funds - Real Estate SICARs (3) Fund of Real Estate Funds 5.外国籍プライベートエクイティファンド (1) 基本概念とその構造 (2) 関連規制 (3) ファンドのエコノミクス (4) ファンド・レビュー/ベストポジションチェックリスト 6.その他 ・ 外国籍不動産投資ファンド ~日本不動産投資を前提に、その構造等 など 7.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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