投信運用会社の定性評価 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2001-01-30(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社大和総研 投信評価研究所 次長 シニアコンサルタント 松原 英人 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
日本の投資信託は80年代の粗製濫造とプレッシャーセールスが祟り、90年代に入りパフォーマンスが急激に悪化、金融商品としての信頼を著しく損ねた。新規参入の自由化、運用の弾力化等、一連の規制緩和が功を奏して近年パフォーマンスはかなりの改善を見せている。しかしながら、今や80社近くまで増加した投信運用会社の経営基盤、運用体制、管理体制、情報開示といった定性面については極めてバラツキが大きく、しかも、素人目には判別し難い。折りしも、来年度には確定拠出年金の導入が予定されており、運用手段として投信の役割に期待が高まっているものの、現状では投資信託が長期・少額投資という同年金の性質と適合するものか懸念も残る。確定拠出"年金"という通常の公募投信購入とは比較にならないほど強い契約関係と長期運用が前提となる以上、ファンドパフォーマンスは、長期に亘るほど定性評価結果と極めて高い相関を示すという事実を重視し、その確証に万全を期す必要がある。このセミナーでは、投資信託の定性評価プロセスとその意義について概説し、本年度完成した確定拠出年金向け投信評価についても述べることとしたい。併せて、定性評価を応用した形での運用コンサルティングのポイントについても解説する。 講義詳細 1.投信の問題点と評価の目的 2.投信評価手法 (1)評価基準 (2)評価プロセス (3)レーティング (4)「投資適格」運用会社、ファンドの選定 (5)大和総研「投信評価研究所」設立主旨 3.確定拠出年金向け投信評価 (1)運用会社の確定拠出年金戦略 (2)受託者責任と専門的知見 (3)"年金"向け投信評価のポイント 4.ケーススタディ 5.運用評価、コンサルティングへの応用 (1)ラインアップ投信の品質管理 (2)投信運用パフォーマンス向上 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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