航空機ファイナンスの法的留意点 ~ケープタウン条約に関する実務的視点を中心に~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-05-10(木) 13:30~16:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー 渋川 孝祐 弁護士 1998年東京大学法学部卒業。2006年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。00年弁護士登録(第一東京弁護士会)。07年ニューヨーク州弁護士登録。航空機ファイナンス、船舶ファイナンスを中心とするアセット・ファイナンス取引、不動産流動化取引、買収ファイナンス取引その他のファイナンス案件を数多く手懸ける。開発途上国向け輸出金融等のクロスボーダー案件も多く取り扱っている。金融取引分野に関する講演多数。著作として「裸傭船取引の借主倒産時における裸傭船契約の取扱い」(海事法研究会誌、2010年8月号)など。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
ケープタウン条約及び航空機議定書に基づく担保権は、必然的にクロスボーダーのものとなる航空機ファイナンス取引において、高い法的安定性、明確性をもたらすものであり、同条約の締約国が増加していることも相俟って、その利用例は近時増加している。我が国は現在締約国ではないものの、締約国が何らかの関わりを有する案件において利用される例も多く、その理解は必須のものである。また、かかる理解の前提として、複雑なストラクチャーが組まれる航空機ファイナンス取引の知識が必要となることは論を待たないところである。 本講演は、航空機のストラクチャードファイナンス取引について概説した上で、ケープタウン条約に基づく担保権の利用例を踏まえながら、その実務上の留意点について解説するものである。 講義詳細 1.航空機ファイナンスのストラクチャー (1)日本型オペレーティングリース取引(JOL) (2)シンセティックリース取引 (3)純粋なオペレーティングリース取引 (4)航空機リース取引の証券化の可能性 (5)その他 2.航空機ファイナンスにおけるドキュメンテーション上の留意点 (1)航空機リース契約 (2)ローン契約 (3)その他 3.ケープタウン条約の概要 (1)趣旨・構成 (2)主要な規定の概説 (3)その他 4.ケープタウン条約に関する実務上の留意点 (1)ストラクチャリング段階 (2)ドキュメンテーション段階 (3)その他 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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