地域金融機関の持続可能な経営戦略と地銀連携の取り組み
日時
2021年 9月15日(水) 13:00~17:10
料金
1名につき35,000円(資料代・消費税を含む)
形式
オンライン受講限定
オンライン申込 オンライン申込

地域金融機関の持続可能な経営戦略と地銀連携の取り組み

金融機関へのデジタル化の波はここ数年で地域金融機関を取り巻く環境も大きく変えました。

本セミナーではここ数年広がりを見せている他地域金融機関との連携、異業種との連携について多角的に解説します。地域性によるものの高齢化問題、働き世代の外への流出等々、顧客の状況も日々大きく変化をする中での今後の経営戦略のヒントになれば幸いです。

セミナー企画担当者からのおすすめポイント

  1. [ポイント1] 地域金融機関として今後どのような施策を打っていくかのヒントが満載
  2. [ポイント2] 事例から紐解く今後の連携施策について多角的に解説

開催概要

タイトル
【EXECUTIVE SYMPOSIUM】
地域金融機関の持続可能な経営戦略と地銀連携の取り組み
開催日時
2021年 9月15日(水) 13:00~17:10
※ログイン開始は開始15分前です。
受講形式
オンライン受講限定
※Zoomセミナー(アーカイブ配信あり)を利用して配信します。
※本セミナーは会場受講はございません。
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参加費
1名につき35,000円(資料代・消費税を含む)
参加対象
地域金融機関において外部連携推進担当、新規事業担当、デジタル企画担当をされている方等
経営企画部門、営業企画部門、デジタル部門、システム部門の役員、実務担当者の方々
主催
株式会社セミナーインフォ
補足事項
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
※事前にご質問がございます場合は、ご質問したいセッション(講師名)もご入力ください。
※開催1営業日前の13時にメールで視聴URLとPDF資料のご案内をお送りします。
※ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。
※アーカイブ配信期間は開催2営業日後13時から5営業日後の13時まで(土日祝除く)となります。配信期間内でしたら、お好きな時間に繰り返しご視聴が可能です。

プログラム

地域課題の解決に向けたオープンイノベーティブな協業-第二地方銀行協会としての活動-

  • 一般社団法人第二地方銀行協会 SARBLAB室 室長 榎本 清人
講師略歴
早稲田大学法学部卒業。1994年4月第二地方銀行協会入社、業務管理部、総務部、企画部、人事研修部などを経て、2016年7月企画部副部長、2019年7月イノベーション推進室副部長、2021年7月SARBLAB室長。第二地方銀行とスタートアップとの連携によりイノベーションに取組むプラットフォーム”SARBLAB”の担当室長として、新常態の地域課題の解決とそれを支えるリレバンの進化を模索しつつ、DXやSDGsに取り組んでいる。
概要
2019年6月に、SARBLAB(The Second Association of Regional Banks(第二地方銀行協会) Laboratoryの略)を設立し、加盟する第二地方銀行のSDGsやDXにかかる取組みを支援するプラットフォームとして、業界全体の取組みを促進し、コロナ禍においても成果をあげています。こうした取組みの中で、一定の課題もみえてきたことから、第二地方銀行が目指す連携のあり方やこれからの第二地方銀行協会の挑戦について、地域課題の解決に向けたローカルSDGsの実現と、その実現手段の1つであるDigitalの効率的活用等の観点も交え説明します。
セミナー詳細
  1. SARBLAB(サーブラボ)とは
    (1)設立趣旨、活動実績
  2. SARBLAB2020の振り返り
    (1)地域課題の抽出、企業との新たな協業の可能性
  3. SARBLAB2021の活動方針
    (1)課題解決のためのオープンイノベーティブな座組組成
    (2)ローカルSDGs実現を支援するためのSARBLABの挑戦
  4. 質疑応答

生き残る地域金融の本質と先進的な具体事例

  • 共同通信社
    編集委員 橋本 卓典
講師略歴
1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。2009年から2年間、広島支局にも勤務。2020年4月から編集委員。2016年5月に「捨てられる銀行」(講談社現代新書)、以降、「捨てられる銀行2 非産運用」、「金融排除」(幻冬舎新書)、「捨てられる銀行3 未来の金融『計測できない世界』を読む」を上梓。2020年9月に最新作「捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体」を刊行。累計30万部超のベストセラーになる。NIKKEI FINANCIALにも寄稿。
概要
「地銀再編」、「システム改革」、「顧客本位の業務運営」、「脱銀行」「ポスト金融検査マニュアル」、「持続可能性」と、地域金融を取り巻く環境変化は、かまびすしい。しかし、コロナだけでなく、環境問題、テクノロジーの進化と、ニューノーマルが到来しているのも現実だ。何より顧客層がデジタルネイティブ世代に移りゆく。スマホとタブレットを手に生まれてきた世代が選ぶ金融機関とはどういうものなのか。今、問い直さなければならないのは、生き残る地域金融の本質的な価値とは一体何であり、それはどこに向かっているのか、である。表層的な現象に右往左往する必要はない。ただし、いくつもの兆候に気づいていながら、時代の潮流の変化を読み取ろうともしないのは、適者生存の原則を忘れた「愚かの極み」である。講じるべき「打ち手」を誤らないために何が必要か。金融行政の方向性を俯瞰し、具体的な動きを紹介しながら、共に考えたい。
セミナー詳細
  1. 金融はなぜ価値を失いつつあるのか
  2. 革新的取り組みの具体事例
  3. 知性の交流は、ネットワーク思考で
  4. 人の時間を大切にする金融
  5. 質疑応答

SBIグループと地方銀行の取り組み

  • SBI地銀ホールディングス株式会社
    代表取締役 森田 俊平
講師略歴
1998年ソフトバンク株式会社に新卒で入社、1999年SBIグループ発足に際して転籍、2000年社内ベンチャーとしてオフィスワーク株式会社(現SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)を創業し代表取締役社長に就任、2009年よりSBIホールディングス株式会社の取締役、2011年10月から2020年6月までSBIホールディングス株式会社のCFOを務め、現在SBIホールディングス株式会社専務取締役、島根銀行取締役などを兼務し、地方銀行の事業モデル再構築に従事する。
概要
マイナス金利環境に加え、デジタル社会の到来や地方人口の減少など、地域金融機関を取り巻く環境は、厳しさを増しています。SBIグループでは、地方創生戦略の一環として、地域金融機関の変革を支援する「第4のメガバンク構想」を掲げ、2021年6月までに8行の地方銀行と資本・業務提携を実施してきました。本セミナーでは、この「第4のメガバンク構想」の中核的役割を担うSBI地銀HDの代表取締役であり、資本・業務提携先である島根銀行の社外取締役を務める森田俊平が、具体的な取り組みについて、詳しくご紹介します。また、地方創生戦略を通じて地域経済・地域住民にもたらされるメリットやSBIグループにおける経済的合理性などについても、当事者としての視点からご説明します。
セミナー詳細
  1. SBIグループの紹介
  2. グループ全体で推進する地域金融機関との提携とその成果
  3. 「第4のメガバンク構想」における地銀の変革と自己進化
    (1)地方銀行の抱える経営課題
    (2)資本業務提携先の銀行との実際の取り組み
    (3)提携先各行とともに地元経済を支援する地方創生関連の取り組み
  4. 質疑応答
休憩(10分間)

国内初のネオバンク『iBank』を活用したオープンバンキング戦略~ 地域連携によるローカル・エコシステムの構築を目指して ~

  • 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
    ビジネス開発部 部長

    iBankマーケティング株式会社
    取締役Founder 永吉 健一
講師略歴
1995年、福岡銀行入行。経営企画部門に長く在籍し、2007年のふくおかフィナンシャルグループ設立や新規業務の企画立案に従事。2016年4月には企業内ベンチャーであるiBankマーケティング㈱を1万円で起業し、既存の銀行に捉われない「全く新しいマネーサービス」として、国内初のネオバンクとなる『Wallet+』をリリース。その後、ゼロベースで設計するデジタルバンク『みんなの銀行』の立上げをリードし、現在、みんなの銀行 代表取締役副頭取も兼務。自分ではできないサッカー好き。
概要
2016年4月に設立したiBankマーケティング (株)では、国内初のネオバンクとして、同年7月にスマホアプリ『Wallet+』をリリース。現在までに、全国の地域金融機関10行と連繋し、様々な金融APIでデジタルネイティブ世代のユーザーと銀行、そして地域企業を“つなぐ”新しいマネーサービスとして、その存在感を増しています。本セミナーでは、iBankが提供する金融APIを活用したオープンバンキングの提供価値として、新サービス・機能の拡充や地域商社を通じた価値共創、連繋銀行間でのデータ活用の高度化事例などを交え、ネオバンクプラットフォームとしての期待効果について解説します。
セミナー詳細
  1. FFGのDX実現に向けたアプローチ
  2. ネオバンクとしての『iBank』
  3. オープンバンキングがもたらす新たな価値提供
  4. 質疑応答

デジタル時代の地域金融

  • 日本銀行
    金融機構局 金融2課 企画役 山崎 さやか
講師略歴
2004年日本銀行入行、金融市場局企画役、国際局企画役等を経て現職 東京大学経済学部卒
概要
地域金融の世界でもデジタル化は待ったなしの状況。しかし、取組みを加速し、リソース投入していく今だからこそ、敢えて立ち止まって現状を確認することも有益ではないか。今回講演では、地域金融機関におけるデジタル化の取り組みを鳥瞰する。そこでのファクト・ファインディングを足掛かりに、デジタル化による経営効率化の効果を最大限引き出すための投資戦略を検討。更に、経営効率化に限らず、地域金融を巡る幅広い課題について、デジタルという切り口でいかに切り込んでいけるか、ヒントを探していく。
セミナー詳細
  1. 地域金融機関のデジタル化の取り組み「鳥瞰図」
  2. デジタルによる効率化の効果を最大限引き出すには
  3. 地域金融サービスにとってのデジタル化とは
    (1)「デジタル化」がもたらす地域金融機関の経営戦略上のリスク
    (2)「デジタル化」を地域金融の課題解決に繋げるために
  4. 質疑応答

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  • 2021年9月15日(水)
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