次サステナブルファイナンス/ESG金融の最新動向~
日時
2021年 7月15日(木) 13:30~17:00
料金
1名につき38,000円(資料代・消費税を含む)
形式
オンライン受講限定

サステナブルファイナンス/ESG金融の最新動向

気候変動、人権問題、貧困などの社会的課題の解決に向けて「社会をより持続可能な形」に転換していくための取り組みが益々求められています。サステナブルな未来の実現に重要なプレーヤーである「金融機関」も、様々な役割が期待されています。

本シンポジウムでは、重要インフラとして金融機関が今後どのような取り組みを行っていくべきか、また、経営戦略の一つとしてどう向き合うべきか、各分野の有識者より多角的な視点で解説します。

開催概要

タイトル
【EXECUTIVE SYMPOSIUM】
サステナブルファイナンス/ESG金融の最新動向
~気候リスク及び機会への戦略的対応~
開催日時
2021年 7月15日(木) 13:30~17:00
※ログイン開始は開始15分前です。
受講形式
オンライン受講限定
※Zoomセミナー(アーカイブ配信あり)を利用して配信します。
※本セミナーは会場受講はございません。
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参加費
1名につき38,000円(資料代・消費税を含む)
主催
株式会社セミナーインフォ
補足事項
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
※第五部講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。

プログラム

ESG金融を巡る動きと拡大に向けた諸施策

  • 環境省
    大臣官房環境経済課
    環境金融推進室
    室長近藤 崇史
概要
パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)などを機に、持続可能な経済社会づくりに向けた膨大な資金需要を満たすための金融の仕組みとして「ESG金融」の注目度が高まっている。わが国においても、グリーンボンドをはじめESG投資は急速な成長を見せており、特に菅首相の2050年カーボンニュートラル宣言以降、その動きは一段の加速を見せている。こうした一連の流れや今後の方向性を整理するとともに、さらなるESG金融拡大に向けた施策を紹介する。
セミナー詳細
  1. ESG金融を巡る国際動向
  2. 国内における状況
  3. さらなる拡大に向けた施策
  4. 開示とコミットメント
  5. 地域における展開
  6. インパクトを企図した商品の拡大
  7. 質 疑 応 答

みずほ銀行シンジケーションのサスティナブルファイナンスへの取り組み

  • 株式会社みずほ銀行
    シンジケーション部 ディストリビューションチーム
    調査役 鈴木 園子
講師略歴
2007年4月株式会社みずほ銀行 入行 稲荷町支店 2010年6月不動産ファイナンス営業部 2012年4月コーポレートファイナンス部 シンジケーション室 2014年10月株式会社みずほ信託銀行 ストラクチャードプロダクツ 部長代理 2016年12月株式会社みずほ銀行 神谷町支店 課長代理 2017年4月シンジケーション部 調査役。
概要
みずほ銀行シンジケーション部のESG/SDGへの取組みは、4年前から本格的に始まり、少しずつ伸びている状況。シンジケーションとしてのこれらの取組みについて、解説する。
セミナー詳細
  1. みずほ銀行シンジケーション部概要
  2. シンジケートローンマーケットレビュー
  3. みずほシローンのESGローンの取り組み
  4. 具体的な取り組み事例
  5. 質 疑 応 答
休憩(5分間)

TCFDの最新状況と金融機関の対応への課題

  • 株式会社日本政策投資銀行
    設備投資研究所
    任研究員(博士(経営管理))
    経営企画部サステナビリティ経営室 参事役 松山 将之
講師略歴
大学卒業後、住友信託銀行(現 三井住友信託銀行)に入社し、市場部門での企画や金融商品開発に従事。2008年より現勤務先の民営化プロジェクトの中で財務部門でのALM企画やその後の金融危機対応を担当。2013年より現職。専門分野は、金融商品会計、企業開示。2017年より経営企画部サステナビリティ経営室を兼務。現在、企業の非財務情報開示の研究並びに、TCFDの気候変動開示シナリオ分析・NGFSの気候変動リスク管理についての調査を担当。
概要
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)が推奨する開示フレームワークには、日本でも多くの企業が賛同している。また、現状、開示をおこなう企業や情報を利用する投資家にも事柄としては理解がされてきたが、実務の中でどのように活用されているのかが曖昧なままになっている点に問題意識を持っている。そこで、開示情報を作成する立場から日本における有価証券報告書や統合報告書などの開示の現状について紹介する。また、情報を利用する立場から金融機関の気候変動リスクの管理であるNGFSシナリオを解説し、リスク管理上の課題についても言及する。更に、欧州を中心としたTCFDに関連する動向を取り上げ、今後の方向性についても示しつつ、参加者にとって有益な情報を提供する。
セミナー詳細
  1. 日本におけるTCFD開示の現状について
    (1)有価証券報告書と任意開示報告書における気候変動開示の現状
    (2)日本における非財務情報の限界とTCFD開示事例
  2. 金融機関における気候変動リスク管理について
    (1)金融機関の気候変動リスク管理のためのNGFSシナリオについて
    (2)金融機関における気候変動リスク管理の課題
  3. 気候変動開示の関連する海外の最新の動向について
  4. 質 疑 応 答

SOMPOホールディングスの地球環境・気候変動への取組み

  • SOMPOホールディングス株式会社
    サステナブル経営推進室
    課長 堀 幸夫
講師略歴
2000年 安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)入社 2016年 SOMPOホールディングス 内部統制部 2018年 損害保険ジャパン(兼SOMPOホールディングス) CSR室 2021年 SOMPOホールディングス サステナブル経営推進室。
概要
損害保険を主要な事業とするSOMPOホールディングスの地球環境への取組みは、リオ・デ・ジャネイロで「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」が開催された1992年に設置された「地球環境室」を起源とする。以後、NPO・NGOとの協働や保険をはじめとする金融商品の開発・提供等を通じて、地球環境問題に継続的に取り組んできた。近年では、気候変動に対するステークホルダーからの期待が高まる中、責任ある保険引受・投融資への取組みを強化しており、これらの取組みのポイントを概説する。
セミナー詳細
  1. グループの概要
    (1)グループの概要
    (2)地球環境への取組みの歴史
    (3)NPO・NGOとの協働
  2. 気候変動への取組み
    (1)損害保険業界と気候変動
    (2)SOMPOの3つのアプローチ
  3. 今後の取組課題
  4. 質 疑 応 答
休憩(5分間)

サスティナブルファイナンスとネットゼロの最新動向

  • PwCあらた有限責任監査法人
    マネージャー アナスタシア ミロビドワ
講師略歴
国際連合、国際協力機構(JICA)、国立環境研究所にて、気候変動、グリーンボンド、サステナビリティ関連の政策に関わるリサーチ業務に従事。2015年に大手コンサルティング会社に入社し、サステナビリティ戦略策定支援および社会責任投資に関わる支援を提供し、金融機関のESG方針策定や投融資先のESGモニタリングツールの開発をサポート。2017年よりTCFD関連業務に特化し、金融機関(保険会社、銀行など)と製造会社(化学メーカーなど)における気候変動リスク・機会の評価や気候変動関連の情報開示を支援。2019年にPwCサステナビリティ合同会社に入社。環境学博士。
概要
本セミナーでは、サステナビリティに係る最新動向による金融機関が受けるインパクト把握のため、加速しているネットゼロの実現に向けた取り組、国内外で浮上している法規制・ソフトロー(SFDR、EUタクソノミー、IFRS等)や今後のサステナブルファイナンスの開示の動向について考察を提供する。
セミナー詳細
  1. 気候変動・ネットゼロに係る最新動向
    (1)ネットゼロ達成に向けた各国の状況
    (2)金融機関と企業のネットゼロ取り組み
  2. 非財務情報開示規制・ソフトローに係る最新動向
    (1)非財務情報開示仕組みとその課題
    (2)非情報開示最新動向(IFRS等)
  3. 欧州におけるサステナブルファイナンス関連規制
    (1)サステナブルファイナンス行動計画:SFDRとEUタクソノミーの概要
    (2)日本金融機関へのインパクト
  4. 質 疑 応 答

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  • 2021年7月15日(木)
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