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金融機関における3つのディフェンスラインの有効性とリスクカルチャーの醸成

~環境変化の下でのリスク・コンプライアンス管理の変化~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-04-25(水) 9:30~12:30
講師 PwCあらた有限責任監査法人
ガバナンス・リスク・コンプライアンス・
アドバイザリー部
パートナー
辻田 弘志 氏

金融機関及び一般事業法人等に対し、リスク管理、ガバナンス、コンプライアンス、内部監査等を中心に様々なサービスを提供 特に最近はコンプライアンスに係る支援を中心に活動している

概要 過去数年を経て3つのディフェンスラインに基づくリスク・コンプライアンス態勢の整理は各金融機関で進展していると思われます。その中で国内外を問わず、第1線にリスク・コンプライアンスの統制機能を移管する動きが見られます。本セミナーでは、そのような流れの背景、意図に加えて第1線へのリスクコントロール機能の移管が本当に有効であるのか、有効とするためにはどのような対応が必要なのかについて金融機関に限らず過去に起きた事案をもとに検証を試みます。また、1線への機能移管による現場への依拠、また金融機関のビジネスモデル自体の変化やテクノロジーの進展がリスク・コンプライアンス管理組織にどのような影響を与え、結果として組織内でのリスクカルチャーの重要性が高まると想定される点についても触れます。
セミナー詳細 1.3つのディフェンスライン(3LoD)の整理の意図と期待効果
3LoDによる整理を通して何を達成することを企図しているのか、
またその効果を享受するために留意すべき事項について説明します。
(1)3LoDとは
(2)一般的に期待されている効果
(3)効果を発揮するための一般的に想定されている条件と必要な機能

2.過去の事案からの3LoD の有効性の考察
金融業界に限らず過去に生じた不祥事件をベースに仮に3LoDが備わっていたら
どのような効果(早期発見や未然の防止につながる)が期待できたのか、
また効果を享受するために満たしておくべき前提条件の説明を試みます。
(1)過去事案の概要と真因
(2)事案の未然防止・早期発見に対しての3LoDにより期待される効果
(3)効果を発揮するための条件と課題

3.リスクカルチャーの醸成
前述までの説明に加え、昨今の金融機関を取り巻く環境変化と
その対応によりリスク・コンプライアンス管理組織の形体変化の可能性と
その中でより重要になると想定されるリスクカルチャーの醸成について説明します。
(1)金融機関のビジネスモデル・オペレーティングモデルの変化、テクノロジーの進展に伴うリスク・コンプライアンス管理組織の変化(前線化と分散化)とリスクカルチャーの重要性の高まり
(2)リスクカルチャー醸成のための取り組みの考え方
(3)リスクカルチャー醸成の為の取り組み例

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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