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世界標準の金融API実現と先端事例

~APIファーストの本質とAPIセキュリティの完全解説~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-10-26(木) 13:30~16:30
講師 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
サイバーコンサルティング部
工藤 達雄 氏 上級ソリューション・アーキテクト
石井 晋也 氏 兼 株式会社野村総合研究所
ビジネスIT推進部 上級コンサルタント

【工藤 達雄 氏】
サン・マイクロシステムズにて10年間、ID管理を中心とするミドルウェア分野を担当後、2008年に野村総合研究所入社 Webアイデンティティ技術を活用したITサービスの企画・開発に従事後、ID&APIコンサルティングチームに参画 IPA情報セキュリティ技術動向調査タスク・グループ委員、同「アイデンティティ管理技術解説制作委員会」委員、IPSJ規格調査会SC27/WG 5小委員会委員、ISO/TC247国内審議委員会委員、OpenIDファウンデーション・ジャパン事務局長など歴任

【石井 晋也 氏】
システムインテグレーターを経て2001年に野村総合研究所入社 主に金融業界向けのシステム基盤の構想立案・ID管理ソリューションの企画・開発業務に従事 14年よりNRIセキュアにてサイバーセキュリティコンサルティング業務に従事する傍ら、15年よりID&APIコンサルティングチームを立ち上げチームを統括、金融業界をはじめ、カード、製造業、エネルギー業界など多様な業種・業態にコンサルティングサービスを提供している NRIセキュア認定セキュリティエキスパート

概要 Fintechブームに沸く昨今、API革命、APIエコノミーといったワードが飛び交い、さしずめAPIブームといった様相を呈しています。国内においても、銀行を中心にスタートアップ連携のためのAPI公開をするなど、顧客サービス展開において「API化」の検討は無視できない状況となっています。一方で、経験豊富なCIOやIT企画担当者から見れば、違和感を禁じ得ない状況ではないでしょうか。何故、欧州ではAPI公開の義務化に至ったか?APIの本質的な価値とは何か?ブームが過ぎ去るのを待てばいいのか?否、積極的に取り組むべきか?本講演では、先端事例、動向、アーキテクチャ、それらを支えるテクノロジを解説しつつ、その本質的な論点を深堀・示唆し、金融業界として取り組むべき道標の「議論の苗床」となる情報を提供します。
セミナー詳細 1.何故、世界の金融機関はAPIを公開するのか?
(1)欧州金融業界における最先端のAPI動向と示唆
(2)PSD2/OpenBankingの要点解説
(3)APIを取り巻く標準化動向とそのインパクト/「Financial API」解説

2.APIの本質を紐解く
(1)APIとは?オープンAPIとは何か?
(2)APIはバズワードか?その本質的価値は?
(3)FintechとAPI/Fintechはどこに向かうか?
(4)APIに宿る力を最大限に引き出す/オープンAPIだけではない利活用の方向性

3.API「生態系」進化論
(1)APIその歴史的系譜
(2)デジタル時代のAPI~自社チャネル至上主義からの脱却~
(3)APIエコノミーとプレイヤー類型
(4)APIユースケースとビジネスモーメントの取り込み
(5)企業にけるAPIゲームの参入・取り組み姿勢

4.APIを取り巻く技術
(1)APIの技術要素解説
(2)APIシステムアーキテクチャと3つの要点/セキュリティ・疎結合・柔軟性
(3)マイクロサービスとAPI
(4)クラウドサービスとAPI
(5)サイバーセキュリティとAPI
(6)RESTfulAPIの本質と3ステップ/自動化・機械化・AI化

5.APIセキュリティを制覇する
(1)APIを取り巻く脅威の理解
(2)OAuth/OpenIDConnectの重要性とその本質的理解
(3)スクレイピングとAPIの完全比較
(4)GoogleCloudが実現しているAPIガバナンスとセキュリティ
(5)APIセキュリティの本質~今、世界最高峰の現場では何が語られているか?~

6.最後に
(1)APIジャーニー~APIがもたらす世界は?個人が主体的に認可する時代の到来とは?~
(2)あらゆるビジネスをAPIファーストで考える
(3)企業におけるAPIの取り組みに関する提言

7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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