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変革期迎える日本の航空業界

~A380やスカイマークに今何が起きているのか~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-11-24(火) 10:00~12:30
講師
航空経済紙「Aviation Wire」編集長 吉川 忠行 氏
航空経済紙「Aviation Wire」編集長
吉川 忠行 氏

航空経済紙「Aviation Wire」編集長
1972年東京生まれ 音楽制作ソフトの輸入代理店に勤務後、2002年法政大学人間環境学部に編入学 都市計画や地域経済を学び、04年同大学卒 同年ライブドア入社 同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画 経済・政治・社会分野を取材し、ライブドア事件も内側から報じる 退職後は仏AFP通信社等で取材を続け、12年2月航空経済紙「Aviation Wire」創刊 テクノロジーが前面に出がちな航空産業も、人が支えていることを伝えている 13年4月からは日経ビジネスオンラインで「吉川忠行の天空万華鏡」を連載中

概要 2016年度までで国による日本航空(JAL)に対する監視が終わり、ライバルの全日本空輸(ANA)は国際線の提供座席数を国内線並みに増やすなど、新たな局面を迎えている国内のエアライン。再生計画が本格化するスカイマークが独立性を維持できるのか、LCCの羽田乗り入れなど、ビジネスモデルを問わずに変化が起きています。大手とLCCに挟まれた、「新規航空会社」と呼ばれる1990年代の規制緩和で誕生した中堅航空会社も、機材計画や国際線ビジネスなど、次の成長を目指す時期が訪れています。一方、航空機に目を向けると、ANAがスカイマークの再生支援に関連して、エアバスの総2階建て超大型機A380導入を検討するなど、経営戦略に大きな影響を及ぼしかねない動きも出始めています。航空機製造の分野でも、これまで米ボーイング一辺倒だった業界が、エアバスとの協業を本格化させています。しかし、約50年ぶりの国産旅客機となる三菱航空機の「MRJ」は、今年4-6月期に予定していた初飛行が延期。ローンチカスタマーであるANA への初号機引き渡し時期を守れるかなど、課題は山積しています。本講演では、国内エアラインと航空機産業の現状や今後を見据えつつ、空港の問題点など、航空産業を構成する「エアライン」「航空機」「空港」を包括的に解説します。
セミナー詳細 1.国内エアラインの勢力図
(1)国際線シフト鮮明なANA
(2)監視が緩まない恐れあるJAL
(3)スカイマークの独立性守られるか

2.LCCの台頭と新規航空会社の今後
(1)国内LCC初の羽田乗り入れ実現したピーチ
(2)攻める海外LCC
(3)大手とLCCに挟まれる新規航空会社

3.旅客機の概要と国内エアラインの戦略
(1)幹線用の中大型機
(2)総2階建て超大型機A380の課題
(3)LCCや地方路線用の小型機
(4)地域間輸送を担うリージョナル機

4.日本の航空機産業
(1)YS-11から始まった戦後の航空業界
(2)ボーイング機やエンジンの製造参画
(3)日本企業と提携強化するエアバス

5.どうなるMRJ
(1)海外製部品が多い国産機
(2)飛ばすだけなら簡単
(3)受注の展望

6.日本の航空産業の課題
(1)貧弱な羽田空港
(2)政治に左右される航空会社
(3)重工は欧州強化を望むのか

7.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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