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英米型ローン契約と担保契約の理論と実務

シンジケートローンや劣後ローンに特有の論点、担保権の実行方法ほか最近の課題などを交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2009-05-27(水) 14:00~17:00
講師 森・濱田松本法律事務所
ニューヨーク州弁護士
青山 大樹 弁護士

01年東京大学法学部卒業、02年弁護士登録、07年ハーバードロースクール卒業、08年ニューヨーク州弁護士登録。著書・論文に「英米型契約の日本法的解釈に関する覚書」(NBL、894号以下)、「事業会社視点で活用したい デリバティブ契約のチェックポイント」(旬刊経理情報、1201号)など多数。金融取引を中心とする企業取引を専門とする。

概要 英米の実務にならって前提条件・表明保証・コベナンツなどを盛りこんだローン契約は、日本においても多く用いられている。しかしながら、これら条項の法的な位置づけについては必ずしも明確になっていない点も多く、そのことが英米型ローン契約の理解を困難にしている面もあるように見受けられる。
また、シンジケートローン契約や劣後ローン(メザニンローン)契約に関しても、英米型ローン契約一般に関する知識を要するほか、これら契約に特有の論点も少なくない。
更に、英米型ローン契約にあわせて設定される担保権に関しても、近時の立法・裁判例を受けて取扱いに変化が見られる。さらに、現在の市場環境の下で、担保権の実行方法が実際に問題になるケースも増えている。
そこで本講演では、英米型ローン契約と担保契約にまつわる法律実務を、理論的側面を整理しつつ、最近の実務も交えながら解説する。
セミナー詳細 1.英米型ローン契約の基本形
   (1)英米型ローン契約の構成と、特有の条項
     ・前提条件
     ・表明保証
     ・コベナンツ
     ・期限の利益喪失条項
     ・その他の条項
   (2)英米型ローン契約特有の条項の相互関係

2.英米型ローン契約の発展形
   (1)シンジケートローン
   (2)劣後ローン(メザニンローン)

3.担保契約
   (1)ローン契約と担保契約の関係
   (2)担保の類型
     ・普通担保と根担保、典型担保と非典型担保
     ・債権譲渡を行う場合との関係
   (3)担保類型毎の検討
     ・不動産・動産
     ・債権
      - 将来債権譲渡担保
      - 債権譲渡登記
      - 債務者の倒産と将来債権の担保
      - 電子記録債権
     ・株式
      - 株券電子化後の株式担保実務
      - 株式担保実行時の実務上の問題
   (4)シンジケートローン・劣後ローン(メザニンローン)における担保
     ・準共有方式と個別同順位方式
     ・第二順位以下の担保権
     ・セキュリティ・トラスト

4.質疑応答/ディスカッション

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