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保険会社における内部監査の役割と品質向上に向けた取組み

近時の環境変化と保険会社特有の実務等を踏まえ、事例を交えて解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-03-10(水) 13:30~16:30
講師 株式会社プロティビティジャパン
アソシエイト・ディレクタ
粟野 友仁 氏

90年慶應義塾大学経済学部卒。外資系生命保険会社、アンダーセン/朝日監査法人(現 あずさ監査法人)を経て、03年プロティビティジャパン入社。生命保険会社では監査室において本社及び支社の監査、監督当局検査対応を担当したほか、財務経理部で予算策定及び実績管理、米国親会社へのレポーティングを担当。プロティビティジャパンでは内部監査アウトソーシング・コソーシング、内部監査高度化・立ち上げ支援、CSA(コントロール・セルフ・アセスメント)導入支援、内部監査品質評価、米国企業改革法(US-SOX)対応及び内部統制報告制度(J-SOX)対応コンサルティングに従事しているほか、さまざまなテーマでクライアント向け研修会を実施している。論文等として「海外拠点の内部監査を効果的に行うための留意点」(旬刊経理情報、08年4月20日号)、「企業の不正を防ぐには」(日経産業新聞ビズテク塾にて08年1月1日より7回連載)などがある。米国公認会計士、公認内部監査人、公認不正検査士、日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 一昨年以降の金融危機や昨今の保険会社を取り巻く環境の変化により、保険会社の内部監査に求められる役割も大きく変わっている。保険会社の経営統合が進み、保険持株会社も多く設立されている。保険金の不払い・支払い遅延や顧客情報の漏洩などの不祥事故も見られた。また、商品・販売チャネルの多様化、国際財務報告基準(IFRS)や経済価値評価などの導入もある。内部監査部門に求められる役割も多岐にわたっている。
本講演では、保険会社を取り巻く環境の変化の中で内部監査部門の役割や位置付け(立ち位置)はどのようにあるべきか、内部監査の有効性や品質の向上などにおいて顧客、株主、経営層、社内他部門、さらには規制当局といった多様なステークホルダーの期待に応えるためにどのように取り組むべきかについて事例を交えて解説する。
セミナー詳細 1.保険会社を取り巻く環境
   (1)経済・経営環境の変化
   (2)監督当局の規制(保険検査マニュアル、監督指針等)
   (3)経営統合・保険持株会社の設立
   (4)保険商品・販売チャネルの多様化
   (5)不祥事故(保険金不払い・情報漏えいなど)
   (6)国際財務報告基準(IFRS)・経済価値評価

2.保険会社の内部監査に求められる役割
   (1)組織体における内部監査の役割
   (2)保険会社における内部監査の役割
   (3)保険会社の内部監査の監査領域と監査手法
    ~コンプライアンス、ガバナンス、内部統制、リスク管理態勢、
     保険金支払い、情報システム(ITガバナンスを含む)、
     情報セキュリティ(個人情報保護を含む)、資産運用、自己査定など

3.内部監査の有効性や品質の向上のための取り組み
   (1)リスクアプローチの強化
   (2)内部監査人の教育・研修
   (3)コントロール・セルフ・アセスメント(CSA)
   (4)オフサイト・モニタリング
   (5)品質評価(外部及び内部)

4.その他
   (1)ERM
   (2)COSOモニタリング
   (3)世界の保険会社の取り組み事例紹介
   (4)その他

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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