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金融機関の内部監査におけるリスクアセスメント及び監査調書作成等の高度化

内部監査機能の品質評価から見えてきた課題と対応
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-06-21(火) 13:30~16:30
講師 有限責任あずさ監査法人
KPMG Japan
FMG事業部 パートナー
内 聖美 氏

83年に大手邦銀に入行後、米国プライマリーディーラー出向を含め、市場リスク運営・管理、統合リスク管理等、リスク運営・管理業務に従事。99年に朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入所。金融機関向けに、規制対応、コンプライアンス、リスク運営・管理、内部監査等、コンサルティング・サービスを提供。内部監査については、メガバンクグループや地域金融機関、保険会社等に外部品質評価、態勢高度化、人材育成、監査実施支援、インフラ整備等数多くのプロジェクトを提供してきている。

概要 本講演は、金融機関における内部監査の高度化への課題として、「リスクアセスメント」及び「監査調書の作成」を中心に、実務の現状に即して具体的に解説するものである。
内部監査機能に対する多数の外部品質評価を実施してきた講師の経験からも、高度化すべき課題は共通的に存在することが確認できる。そのうち、大きなものが、「リスクアセスメントの高度化」であり、「監査調書の作成」である。
金融危機後の金融機関経営においては、全社的なビジネスポートフォリオの観点からのリスク分析と対応力について、経営環境の変化に耐えられる枠組みで強化することが求められている。内部監査機能についても、<ビジネス環境-ビジネス-リスク-経営体力>、という視点を全社的かつ動態的に持ちながら、リスクシナリオを想定し、合理的な監査を行っていくことが求められており、その意味で、リスクアセスメント技術の高度化と、実施した監査の説明力(再現性の根拠)となる監査調書の作成に係る技術の向上への取組みは不可欠であろう。
本講演では、年度リスクアセスメント及び個別監査実施におけるリスクアセスメント、オフサイト・モニタリングの活用、あるいは、監査調書作成の高度化事例やインタビュー技術などを含め、「リスクアセスメント」、「監査調書の作成」について、共通的に見られる具体的な改善課題を踏まえながら、具体的な高度化への取組みについて説明する。
セミナー詳細 1.リスクアセスメントの高度化
    ・年度リスクアセスメントに見られる改善課題と対応
     -年度リスクアセスメントの目的、求められていること
     -よく見られる手法と問題点
     -高度化事例
    ・個別監査実施におけるリスクアセスメントにおいて見られる改善課題と対応
     -個別監査実施におけるリスクアセスメントの目的、求められていること
     -よく見られる手法と問題点
       :リスク対応フレームワークに係るリスクアセスメント
       :フレームワークを構成するプロセスレベルに係るリスクアセスメント
     -高度化事例
    ・オフサイト・モニタリングの活用とリスクアセスメント
    ・フォーワード・ルッキングアプローチ

2.監査調書の作成
    ・監査調書とは:調書作成の種類、目的と要件
    ・監査調書の作成において見られる改善課題と対応
     -よく見られる問題点(何が問題なのか)
     -高度化事例
       :調書の体系とレファレンス
       :調書作成対象、様式、記載要件
       :調書と報告書
       :ファイリング
     -インタビュー技術と調書

3.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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