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IAIS改訂版保険コア・プリンシプルと欧州ソルベンシーⅡが保険会社の経営に与える影響

~国際的な規制強化の潮流とそれを踏まえた経営管理について~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-01-18(水) 13:30~16:30
講師 プロティビティLLC
アソシエイト・ディレクター
谷口 清貴 氏

マネージャー
鈴木 紀勝 氏

【谷口氏】
大手鉄鋼会社にて制御系システムの開発後、オープン系システムの開発に従事。
1990年以降は銀行・証券・保険・商社向けシステムの開発、リスク計量モデル・格付モデルの開発、リスク管理業務のコンサルティングを多数実施。
2006年にプロティビティジャパン入社後は金融機関向け統合的リスク管理態勢構築支援、リスク計量モデルの検証・監査、システム企画・構想策定業務などに従事。業務プロセス・管理の枠組み・情報構造・数理モデルなど、現状と目指すべきゴールを各種モデルで可視化しながら業務全体の態勢整備・改善の計画策定からシステム化までをシームレスに進めていくアプローチを得意とする。
【主なプロジェクト実績】
統合的リスク管理態勢整備支援(銀行、保険)
バーゼルⅡ対応態勢整備支援(銀行、証券)
各種業務プロセス改善支援(銀行、保険)
市場・信用・オペリスクおよび格付モデルの開発・検証・監査支援(銀行、商社)
情報系・資産運用系・契約管理系システムの開発(銀行、保険、商社)
【社外活動】
中央大学理工学部非常勤講師
早稲田大学大学院(会計研究科)非常勤講師
計測自動制御学会会員

【鈴木氏】
国内大手損害保険会社及びヨーロッパ大手損害保険会社にて、企業向けの財物保険に係わる保険目的のリスク評価・分析、リスク改善コンサルティング、プライシング、地震ポートフォリオ管理、保険事故調査等に従事。2007年よりプロティビティに入社、金融機関のバーゼルII対応支援、リスク計測モデルのモデル統制等に従事。
2008年から3年間金融庁監督局バーゼルII推進室にて、バーゼルII内部格付手法の承認審査・モニタリング業務に従事したほか、バーゼルIII合意文書に関わる議論に参画。2011年よりプロティビティ復職。

セミナー詳細 2011年10月に採択された保険監督者国際機構(IAIS)の改訂版保険コア・プリンシプル(ICPs)や、2013年1月の施行が予定されている欧州ソルベンシーIIなど、金融危機を受けた国際的な金融規制強化の流れの中、保険会社をとりまく規制環境もかつてないほど大きく変化しており、保険会社や保険グループにおいては単なるコンプライアンス、規制対応を超えてビジネス戦略そのものを見直す必要性が生じている。また、新たなソルベンシー関連規制のみならずIFRS、MCEVなどでも求められる「経済価値ベース評価」への対応には多大な負荷と期間を要するものの、経済価値の分析・シミュレーションを含めた評価結果を経営情報として有効に活用できれば競争優位につなげる絶好の機会でもある。これらの規制・制度変更等への対応と内部管理態勢高度化を効率的に実現し、経営上の有効な意思決定を行うことが重要と言える。本講演では、ICPsや欧州ソルベンシーIIをはじめとして国際的に進められている保険業界の規制強化の流れと保険会社経営への影響について解説するとともに、このような環境において保険会社がとるべき経営管理の在り方について提言する。

講義項目
1.改訂版IAIS保険コア・プリンシプル(ICPs)の概要
 (1)改訂版ICPsの金融規制上の位置づけ
 (2)改訂のポイント

2.欧州ソルベンシーIIに係る動向
 (1)施行に向けたタイムフレーム
 (2)QIS5からの教訓
 (3)高まるORSAの重要性

3.保険会社経営への影響        
 (1)内部管理としての方向性
 (2)求められる経営管理
 (3)経営管理の観点からシステムに求められる要件
 (4)国内バーゼル規制および欧州ソルベンシーⅡ規制への対応経験を踏まえた推奨アプローチ

4.質 疑 応 答   ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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