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保険会社のオペレーション改革

~財務的成果の飛躍的創出~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-10-07(金) 13:30~16:30
講師 ベイン・アンド・カンパニー
パートナー
金融プラクティスグループリーダー
長谷部 智也 氏

北海道出身、東京工業大学大学院修了 ミシガン大学ビジネススクール修了(MBA Essentials for Executive Education)三井住友銀行、A.T. カーニーを経て現職。10年を超えるコンサルティング経験において、保険、銀行、証券等の金融機関の中期経営計画策定、チャネル戦略の再構築、営業改革、金融商品開発、合併に伴うデューディリジェンスと戦略再構築、ポストマージャーインテグレーション、オペレーション戦略、コスト削減など、金融業界で多岐に渡るプロジェクトを手懸ける。また、様々な業種のグローバル・ポートフォリオ戦略、全社トランスフォーメーション・プログラム等、幅広いテーマのコンサルティングを手懸ける。

セミナー詳細 国内の保険会社を取巻く経営環境を見ると、生産年齢人口の減少、非正社員比率の増加による平均所得の減少、さらに若者の保険離れなど、今後の中長期的な市場縮小を見込まざるを得ない事象が様々見受けられる。こういった中で、国内の保険会社が持続的に収益を上げてゆくことが、従来以上に大きな挑戦課題であることは言うまでもなかろう。顧客接点の良質化、商品戦略の高度化、さらにオペレーション面に焦点をあてた業務改革やコスト削減を行うにしても、2、3年先を見た現状ありきの改善では不十分であり、5年後、10年後を見据えた抜本策が必要である。以上の課題認識を踏まえ、国内の保険会社が将来を見据え、いかにしてトランスフォーメーション(全社の大変革)を実現するかについて、ベイン・アンド・カンパニーの見解を共有させて頂くとともに、皆様との討議を通じて考察を深めたい。

講義詳細
1.成熟化する国内保険市場
(1)国内保険市場は成熟競争のステージへ
(2)「コスト削減」一辺倒では勝ち残りは難しい
(3)成熟市場で価格プレミアムを獲得するには

2.トランスフォーメーションの実行アプローチと実行上の留意点
(1)真に顧客にとって重要な体験「真実の瞬間」をデザインする
(2)持続的な収入成長へ向けて顧客ロイヤルティーを最大化させる
 -顧客ロイヤルティーを向上させる重要論点 
(3)End-to-endの視点で業務プロセスをゼロベースで見直す
(4)「商品・プロセス・IT」の複雑性を取除き、非効率の根本課題を解決する
(5)意思決定における「質・スピード・歩留まり・労力」を最適化した組織を設計する
(6)フロントラインの活動を財務的成果にフォーカスするには
(7)日本保険会社に見受けられる課題
 -現場の暗黙知を縦割りの業績管理で分断しないためには

3.財務的成果の創出へ向けて
(1)変革のビジョンを明確に打ち出す
(2)組織の変革に対する受容度を理解する
(3)リスクに対応した適切なコミュニケーションプランを推進する
(4)現場リーダーの共感を得て改革を加速させる

4.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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