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IFRS導入による信用評価モデルへの影響

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-08-04(木) 13:30~16:30
講師 スタンダード&プアーズ
リスクソリューション部
ディレクター
坪倉 省一 氏

リスクソリューション部
アソシエイト ディレクター
谷口 峰子 氏

【坪倉氏】
06年スタンダード&プアーズ入社。リスクソリューション部(非格付け部門)において、顧客向けサービス業務のプロジェクトマネージャーとして従事。

【谷口氏】
08年スタンダード&プアーズ入社。信用リスク管理のためのプロダクト(データおよびモデル)やサービスを提供するリスクソリューション部(非格付け部門)において、アジア・パシフィック地域のプロダクトマネージャーとして従事。

セミナー詳細 わが国では、2010年3月期に終了する会計年度からIFRS(国際財務報告基準)の任意適用が可能となっている。また、2010年11月に公表された東証アンケート調査では、東証上場会社のおよそ3分の2に相当する会社が、2015年~2016年3月期またはそれ以降に強制適用となることを予想して準備を進めているとある。財務諸表作成会社でこのような準備が進められている一方、財務諸表を利用し企業の信用力を評価する側も対応が求められることとなる。しかしながら、IFRS導入に伴い信用評価方法をどのように対応すべきかを判断するための情報は、相対的に少ないのが現状ではないだろうか。
スタンダード&プアーズ リスクソリューション部では、財務比率等を用いて定量的に事業会社の信用力を評価するグローバルな信用評価モデルを開発している。本セミナーでは、商用モデルの開発を行っている立場から、モデルの利用者、および社内での開発者などを主な対象として、財務定量モデルの構築手順をまず説明し、そのうえで会計基準、会計処理の変更がどのような影響をもたらすかについて説明する。

講義詳細
1.信用リスク管理と内部格付制度
(1)リスク管理のフレームワーク
(2)信用リスク管理と内部格付制度
(3)内部格付制度における信用評価モデル

2.信用評価の方法と財務定量モデル
(1)信用力の指標と格付け
(2)事業リスクと財務リスク、定性要因と定量要因
(3)セクターごとの特徴
(4)カントリーリスク
(5)信用評価の主な方法
(6)財務定量モデルとその分類
(7)財務定量モデルのメリットと限界

3.財務定量モデルの構築
(1)全般的な構築手順
(2)モデルの適用範囲
(3)モデルロジック
(4)業種の区分
(5)モデル構築用データ
(6)変数の変換、カットオフと変数選択 
(7)モデルパフォーマンスの検証 

4.会計基準と財務定量モデル
(1)財務定量モデルに用いられる主要な財務比率
(2)財務比率と信用力の関係
(3)財務比率、財務項目の解釈
(4)望ましい財務比率の選択
(5)PL・BS項目とキャッシュフロー
(6)財務項目の調整 
(7)会計基準、会計処理の変更と財務比率の関係
(8)グローバル信用評価モデルの構築の例

5.会計基準の変更に伴う財務定量モデルへの対応
(1)IFRSと日本会計基準の主な差異
(2)表示の変更への対応
(3)認識、測定の差異による、財務比率への予想される影響
(4)注記情報の意味合いと利用
(5)財務定量モデルの改訂に向けたステップの例
(6)今後のIFRS改訂に伴って予想される影響 

6. ケーススタディ
(1)欧州企業の主要な財務比率
(2)IFRS早期適用の日本企業の財務比率

7.質 疑 応 答

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