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航空機ファイナンスの実務と今後の展望

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-12-13(火) 13:30~16:30
講師 ホワイト&ケース法律事務所
井門 慶介 弁護士
福永 周介 弁護士

【井門 慶介 弁護士】
2004年弁護士登録、世界最大規模の英国系法律事務所へ入所し11年余り勤務ののち、16年3月よりホワイト&ケース法律事務所に移籍 大手都銀法務コンプライアンス部、日系総合商社ロンドン支店、政府系金融機関法務部等への出向経験を有し、金融機関や投資家の目線を理解した上でのアドバイスを得意とする 業務分野はファイナンス取引全般であり、特に国内外の航空機ファイナンスを中心としたアセットファイナンスの分野において豊富な経験を有する 03年京都大学法学部卒業 08年英国ウォーリック大学(University of Warwick)ロースクール(LL.M)

【福永 周介 弁護士】
2007年弁護士登録 英国系法律事務所の東京およびロンドンオフィスにて8年余り勤務し、多数の航空機ファイナンス案件に関与 16年10月よりホワイト&ケース法律事務所に移籍 現在の主な業務分野は、航空機及び船舶を中心としたアセットファイナンス、ECA ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンス 2006年一橋大学大学院法学研究科法務専門職課程修了 2011年英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンにてLLM取得

概要 ここ数年の航空機ファイナンスのマーケットは非常に盛況であり、今後もアジア地域をはじめとする世界の航空機需要は非常に強く、かかる航空機の調達を支えるためのファイナンスのニーズも引き続き強いものと予測されています。反面、これまでに航空機ファイナンスの分野での取組み実績がなかった新たな市場参加者の参入により、金融機関の間での競争環境が厳しくなり、定型的な案件においては金融機関側の利益水準が低下しつつあるようです。このような環境下において適切な収益を確保するためには、種々のリスクの分析と適切なリスク管理を行いながら、より幅広い案件に積極的に取り組む事を検討せざるを得ない状況になりつつあります。
このような状況を踏まえ、本講演では、従来の航空機ファイナンスの基本的なストラクチャーを説明した上で、より多彩な資金調達ニーズを満たすための発展的なスキームにつき解説いたします。さらに、国際的な担保権の登録制度であるケープタウン条約につき実務的な注意点を交えて解説いたします。
セミナー詳細 1.航空機ファイナンスの目的・種類
(1)航空機の調達方法の比較
(2)航空機リースの意義・目的

2.基本的なスキームの解説
(1)ECA Guaranteed Loan
(2)日本型オペレーティングリース(JOL/JOLCO)
(3)レッサー向けローン

3.発展的なスキームの紹介
(1)EETCのスキームとポイント
(2)Asset-Backed Securities
(3)米国向けJOLCOの検討
(4)中国向けリース案件(オフショア・オンショア)

4.Cape Town条約の解説と航空機の取り戻しの実務
(1)典型的な担保の解説
(2)航空機ファイナンスに関連する米国倒産法の概説
(3)Cape Town条約の概説と実務上の落とし穴
(4)航空機の取り戻しに関する実務的な論点

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※会場にご注意ください。
※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
※本セミナーは12/6開催の「航空機ファイナンスの現場からみた近年の動向と今後の展望」とは観点・切り口・解説項目が異なりますので、題名は類似していますが内容における重複はありません。 
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