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日米クレジットカード・ビジネスの最新事情と将来像≪入門編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-10-25(火) 13:30~16:30
講師 株式会社日本総合研究所
調査部
上席主任研究員
岩崎 薫里 氏

1987年住友銀行(現三井住友銀行)、92年株式会社日本総合研究所、2005年~07年JRI America出向 産業構造審議会商務流通情報分科会割賦販売小委員会委員 専門はリテール金融、企業の国際競争力・イノベーション最近の執筆レポートに「デジタル社会で変わるキャッシュレス決済ビジネスの行方」(JRIレビュー)、「デジタル社会で競争優位を築くための企業のデジタル変革」(同)、「貸金業法の変遷と今後の課題」(月刊金融ジャーナル)など

概要 キャッシュレス化の着実な進展に伴いわが国のクレジットカード市場は拡大を続けているものの、事業の収益環境は厳しさを増しています。折しも、ICTの発展によるデジタル社会の到来に伴い、カード・ビジネスが大きく変わりつつあります。そうした変化を的確に認識するとともに、新たなビジネスチャンスとして活用するにはどうすればよいでしょうか。
本稿ではまず、そのヒントを求めてキャッシュレス先進国のアメリカの動向についてみていきます。アメリカでも現在、台頭するフィンテック企業に加えて、ミレニアル世代やオムニチャネルへの対応を迫られ、各プレイヤーはさまざまな試行錯誤を行っています。それらについて、アメリカのクレジットカード市場の基本構造を交えてみていきます。
次に、彼らの取り組みを踏まえて、わが国のカード・ビジネスの今後の一つの方向性を紹介します。カード・ビジネスがICTをプロアクティブに活用することで、カード会社、カード会員、カード加盟店という、カード・ビジネスを構成する3者の関係性を構築、強化、進化することの重要性について解説します。
セミナー詳細 1.アメリカ・クレジットカード市場の構造:日本との比較で
(1)リテール金融市場の概観とクレジットカード市場の位置づけ
(2)クレジットカード・ビジネスの特徴:デビットとの比較を交えて
(3)消費者にとってのクレジットカードと日本との相違点
(4)クレジットカード・ビジネスを取り巻く最近の業務環境

2.アメリカ・クレジットカード市場の最新トレンド
(1)モバイル決済の緩やかな普及
(2)フィンテック企業の台頭と既存プレイヤーの対応
(3)ミレニアル世代取り込みに向けたさまざまな試み
(4)オムニチャネルへの挑戦
(5)セキュリティ対策の強化に向けて

3.日本のクレジットカード市場の現状
(1)厳しさを増すクレジットカード・ビジネスの収益環境
(2)クレジットカード市場を取り巻く五つの変化
(3)カードの存在感が減退するリスク
(4)変化への対応のカギを握るICT活用

4.日本のクレジットカード・ビジネスの今後の方向性
(1)未開拓分野の加盟店化
(2)総合決済サービス会社に変貌へ
(3)カード会員の加盟店への送客
(4)高度な顧客志向の追求

5.日米クレジットカード・ビジネスの行方
(1)デジタル社会にカード・ビジネスはどう対応すべきか
(2)新たなビジネス環境に向けた自己変革の必要性

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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